ないものねだりの呟き

仕事を辞めて1年が経つ。

今では、時間にゆとりのある生活に慣れてしまい、時々、誰にも邪魔されないで何かに集中する時間があったときが恋しくなることがある。

だからといって、辞めない方が良かったとは思わないけれど、無い物ねだりをしてしまう自分がちょっと情けなく思ったり。

何を優先するかを決めるのは難しい。だけど、我が家の場合、カナダで生活しながらも、日本語をしっかり身に付けさせるというのは、揺るがずに大切だったので、ちびっ子3人をデイケアにやる選択肢はなかった。

一時期は3人ともオムツをはいてる時期もあり、目が回るような忙しさだったし、私が昼間に家に居て夜仕事をするのも、体力的に辛くなっていた。

仕事から一旦退くと、またESL の仕事に就けるかも分からず、仕事を続けることにこだわっていたけれど、子どもがいると、私一人の希望に即した決断ではなくなってしまう。頑張っている夫や、子どもたちの教育や心理面を考えると、私個人の自己実現的な希望はどうでもよくなってしまう。

だから犠牲になったとまではいかないけど、この子たちを中心にして色々やってるよねーって夫と話すことはある。

まぁ、子育てってそういうもので、自分よりも大切な存在がいる生活には、何にも変えがたいのだが、、、

チビッ子! おかぁ、おかぁ、と私を呼ぶのを少しの間止めて、静かな時間をくれー‼️と思っちゃう。