兼業主婦 vs 専業主婦?

日本では、待機児童をめぐる議論が白熱しているもよう。

先日、アプリを通じて送られてきた記事の中にも、『兼業主婦 vs 専業主婦』について書かれたものがあった。

私自身、二人目出産後の仕事をどうするか考えているので、何となく読んでみて、なんだかひどく恐ろしくなった。

専業主婦側は、働きに出るママさんを「子どもに寂しい思いをさせるワガママな母親」と批判。一方、兼業主婦側からは「一日中家にいてラクな主婦」との嫌味が出るのだとか。

う~ん!?待機児童の問題から、どうしてこう女性同士の争いになってしまうんだろう。

待機児童の問題は子育てに係る全ての人の問題なのに、まず、男性抜きの議論になっている点が納得いかない。

そして、どちらがいいか、楽か、などの比較の議論ではなくて、女性のみが自己犠牲に基づいた選択を強いられる風潮を問題視すべきだと思う。

今、ここにきて、フルタイムで働くオプションが出てきたので、こういう議論は気になってしまう。

専業主婦を選択するにせよ、働くことになるにせよ、「これは私が決めたこと」と、自分の決断に責任をもって選択したい。そうすれば、たとえ思い描いていた現実とは違う形になっても、他の人を妬んだり人のせいにしなくてすむ。

そして、専業主婦を選んだときには、子どもの健全な成長を優先した自分に誇りを持って、専業主婦をやり抜こう!