我が子を、すんなり寝かせるコツ

授乳を辞めて、二週間。王子は完全に卒乳した模様。寝ている最中に、口を上下に動かしおっぱいを飲んでるような素振りもみられなくなった。

大泣きさせることなく、自然と離れてくれたことに安心。だけど、本当は、ちょっと寂しいし、もう少し長く飲ませてあけだかった。

卒乳してから、王子の寝かしつけが、やや工夫がいるものになった。以前は、多少グズっても、おっぱいを飲ませたらイチコロだったに、もうその技は使えない!

そこで、工夫しているのは、寝るときの雰囲気作り。

わたしは、小さい頃、お昼寝の時間が大嫌いだった。その理由は、大人の都合で自分が眠くもない時間に寝せられていたこと、そしてお昼寝をすることで、他の楽しい時間が奪われてしまうような気持ちになっていたこと。

逆に言えば、その「無理やり感」を無くして、お昼寝が楽しい、もしくは「ママやパパとの気持ちいいリラックスタイム」と思わせることができれば、王子も抵抗少なく寝てくれるかなと思った。

そして、ここ2週間ほどの思考錯誤で、以下のような感じで落ちついた。

  • 毎日決まった時間にベッドへ行く
よく聞く当たり前のことだけど、大人の都合で、お昼寝や就寝時間をずらさずに、王子の眠たいサインを見逃さないようにしている。大体、昼寝のときは朝の11時、就寝時は、夜9時になると、目をゴシゴシしだす。

  • 実際に寝かしつける30分前にベッドへ
寝る時間を「心地よい時間」にするために、寝る前の30分は王子の好きなことをして過ごすことに。王子は、絵本が大好きなので、ここで絵本を1-2冊読む。今のところ毎日同じものを読んでいる。

  • 寝る姿勢は本人の好きなように
毎日同じ本を読んでいることもあり、絵本が終わると、自然と寝るのだと分かるみたい。私が「ここにおいで!」と膝を指しながら誘うと、頭を膝の上に付けてくる。ここ数日は膝の上で寝るのがマイブームなよう。ときどき、寝やすい姿勢を探して転がり続けることがあるけど、ベッドから落ちない限り、本人な好きなように転がらせている。

  • 口元に何か噛むものを
これは昨晩発見した小技!とくに、今上の歯が生えてきていることもあって、膝の上からいつまでも転がり続けて、なかなか寝付けない日が続いた。それで、与えてみたのが歯ブラシ。王子の場合、ベッドに来てから、絵本の前に歯磨きの時間がある。その時に使う、本人用のシリコン歯ブラシを、おしゃぶり代わりに与えてみたら、バッチリ!しばらく、カミカミしたあと、ポロリといつの間にか落として眠りについていた!

  • 携帯を取り出すのは、眠りについてから
これは、寝るとき以外にも当てはまるけど、王子と接するときには、携帯を手放すようにしている。時々、急用や仕事の連絡があるから、完全にとはいかないけど、王子と遊ぶとき、ご飯を食べるとき、一緒に寝るときは、全力で向き合って、一緒の時間を楽しみたい。そうすることで、「お父さんもお母さんも、王子と一緒の時間を楽しんでいるよ」とのメッセージを与えられると思うから。言葉がまだはっきり分からないからこそ、そういうメッセージは態度で大事に伝えていきたい。

まぁ、卒乳という一つの目標はクリアできたけど、一人で寝付けるようになるには、まだまだ道のりは長いかな。母親以外と寝ることも、ここ2-3日は、私と寝たがる日が続いているので、3歩進んで2歩下がるといった感じ。

焦らず、強制しすぎず、王子のぺースを見守りつつ、いつかは自立させられたらいいな、ぐらいで取り組んでいこう。