スキンシップの大切さ

大学時代の講義や、育児書なんかで、子どもとのスキンシップの大切さは強調される。

実際に自分で子どもを育て始めて、その大切さを痛感している。

王子が卒乳してから、1ヶ月ほど経つ。それまでは、授乳の時間が、王子にとってのスキンシップの時間だった。

普段は、一人遊びが大好きで、結構インディペンデントな王子だけど、授乳の時間になると顔を私の肌に押し付けてスリスリしてきていた。

その時間を失くすことになることに、不安があり、卒乳を促す際には、お昼寝の時間をスキンシップの時間、もしくはママとのリラックスの時間、となるよう工夫した。

今のところ、お昼寝の開始時にグズったり、もっと遊びたい、となることはない。(もう少し月齢が進むと変化が見られるかも知れないが。)  

「一緒に仲良しで寝るよ〜」と言うと、顔をスリスリしてくる。お昼寝の時間は好きなんだと思う。

なるべく薄着でベットに入り、一緒に絵本を読む。3冊ある中から、王子が手にとったもの。

絵本の時間が終わったら、王子を授乳時のように自分の近くに寄せて、背中ポンポンと歌(森のクマさん&白ヤギさんと黒ヤギさん)で眠気を誘う。

最近は、腕枕が主流。(数週間前までは膝枕だった!) 私も袖無しか半袖を着て寝るようにしているので、二の腕が王子の頬にあたって気持ち良さげ。

王子は私の肌が露出している部分(首やホッペ)を撫でながら、眠りにつく。

そんな王子の様子を見てると、スキンシップって、単に「抱っこ」をたくさんすること理解されてるところがあるけど、服の上からではなくて、肌と肌の直接の触れ合いが大事なんだと感じる。

赤ちゃんは直観的に生きているからこそ、母親の体温に直接触れられるかどうかは大きく影響するよう。

私がカナダで子育てするにあたって参考にしている育児書には、赤ちゃんをオムツ1枚にして、お母さんやお父さんの胸の上で時間を過ごす "skin to skin" の時間が推奨されている。(もちろん、親の方もシャツなどは着ずに。)

王子を出産したときも、生まれて1分後くらいには、看護師さんが王子を私の胸元に連れてきた。そして入院中も、「skin to skinしてますか〜?」のチェックが何度も入る。

これから王子はどんどん成長していくけど、王子から「もういい加減いいよ~」ってなるまで、意識的に "skin to skin" の時間を持ち続けようと思う。