卒乳のコツ

わが息子(以下、王子)は、ただ今、卒乳挑戦中。

二人目の妊娠が分かってから、近いうちに卒乳させないとと思っていて、ようやく本人の準備が整ったよう。

14ヶ月違いの年子になることもあり、母親としか寝付けない状態を何とか改善したかった。

こっちで読まれている育児書なんかをみると、色々なメソッドが紹介されていて、試しはしたものの、うちの王子には通用しなかった。(試したのは7ヶ月の頃)

ここでは、よく、看護師や医者などの専門家から、"let your baby guide you" と言われる。

赤ちゃんはそれぞれにユニークな存在なんだから、絶対のルールや方法を探そうとするのではなく、その赤ちゃんの様子に合わせて臨機応変にやりなさいってこと。

とにかく、次の子が生まれる6月までに、お父さんと寝てくれることを目標に、しっかり時間をとって取り組んだ。

おっぱいを欲しがる夜にはあげて、焦らず王子のペースで。一度あげないと決めたら一貫してあげない、ってのが育児書の指導だったけど、寝る時間が我慢だらけの苦痛な時間になるのは嫌だったから。

いつものベッドタイムの最低30分前には、ベッドに行って、一緒に歌を歌ったり絵本を読んだり。王子から、おっぱいの時間を取り上げるのではなく、それを、別の楽しい時間にすり替えるつもりで。

今、10ヶ月を越え、精神的にも少し成長したのか、「マミーマミー」ではなくなってきた。昼間も一人遊びの時間が随分延びてきた。

昼間は、全くおっぱいは欲しがらないし、夜も最近では、お父さん抱っこで眠りについてくれる。7ヶ月のときは、ものすごいギャン泣きで、私が抱っこするまで、泣き狂っていたのに。

子猿のように、胸のところにうずくまって寝る王子。おっぱいを飲む夢を見ているのか、口元は上下小刻みに動いている。

成長を喜びつつも、王子の卒乳がちょっと淋しかったりする。一人で寝付けるようになるのは、まだ先のようだけど、そこはベビーステップで、徐々に王子のサインを見ながらやっていこう!